レジンのススメ

ご挨拶

  おはようございます、こんにちは、こんばんは。京都大学手芸サークルに所属しております、TBと申します。

 京都大学では11月に文化祭があるのですが、そこで僕はUVレジンを使った作品を展示、販売しようと思っております。

 そこで今回は、「UVレジンって何ぞや?」という説明をしつつ、進捗報告をさせて頂こうと思います。

UVレジンとは?

 UVレジンとは、一言で言うと「紫外線で固まる樹脂」です。見た目は瞬間接着剤のような感じです。

 高校の化学で少し習うのですが、瞬間接着剤はポリマーが外部からの刺激によって架橋反応を起こす事で網目状構造を取り、硬化します。UVレジンの機序もほとんど同じで、不安定な部分がUVによってほどけ、ほどけた者同士が共有結合を作るのです。

 小難しい導入になってしまいましたね。京都大学に通う男子は、大抵こんな感じで小難しい話をしたくなるのです(偏見……とも言い切れない)。

 前置きが長くなってしまいましたが、要は「型に入れて紫外線を当てれば色々な物を作れる」という事です。今回は手軽に試すためにダイソー様で購入した300円のUVレジンと100円のシリコン型を使ってみようと思います。

 また、Can★Do様で購入したドライフラワー(100円)とUVライト(300円)も使います。UVライトは太陽光でも問題ないのですが、僕は待つのが苦手な人間なので散財?しちゃいました。

早速使ってみる

早速使ってみます。シリコンモールドにレジンを流し込みました。青いレジンもダイソー様で買いました。100円だったはずです。青い方に沈んでいる物は、これまたダイソー様で100円で購入したイミテーションダイヤです。


これをUVライトの下に置きます。3分ほど上から当て、3分ほど下から当てます。

 はい、完成。これだけです。これだけで可愛らしいアクセサリーが出来上がりました。


作ってみた感想と注意点

 レジンを触ると手がベタベタになります。べたつくのが嫌なら、手袋をして作業するのをお勧めします。

 また、長時間放置したレジンはかなり粘稠度が高いです。これではうまく作業が出来ません。そんなときはレジンの容器を熱湯に入れましょう。レジンは熱でサラサラになる性質があります。

 ドライフラワーを入れる際は、気泡が入らないように注意しましょう。つまようじなどで気泡を外に出すか、あるいは丸一日暗室に放置すれば、気泡がかなり取れます。(気泡が入っていても、そう言うデザインと思えば問題ないですが)


余談

 アクセサリーと入力しようと「あくせ」まで入力すると、予測変換に「悪性腫瘍」と出て、「職業病か……。いや、まだ学生だわ」なんて思いました。


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